長野市のWebサイト制作会社 デザインスタジオ・エルWeb事業部「ウルトラエル」

「超えるをつくる」ための、公私同一学びの記録。
Webディレクター・ハラヒロシのブログ

2019.11.27

SBWカンファレンス『シフト -VUCA時代の思考法- 』

企業のWebサイト活用を支援するプロジェクトとして「インターネットとこれからの社会」について学び、語る場を提供してくださっているSBWのセミナー『シフト -VUCA時代の思考法- 』に参加しました。「ネットとリアルの融合」をテーマに、不確実な時代を生き抜くための、新しい組織論・リーダー論、会社と個人の在り方、テクノロジーによる新たな枠組み...といった多面的な思考を学んできました。

第1部:ビジョンとリーダーシップ

山口 周 氏(独立研究者・著作者・パブリックスピーカー)

先行き不透明な時代には「美意識」を軸とした意思決定が必要。論理的思考のみに立脚しない、これからの組織ビジョンの創り方とは。山口さんの著書を精読し、今後の道しるべとして多くの視座を得ていたので、それらを定着させるようにと丁寧に言葉を拾いながら、あらためて「真・善・美」や「直感」を大事にしていきたいなと思いました。

  • 組織の中での判断は、圧倒的にサイエンス(理性)>アート(感性)。説明できて合理的なほうが重要と捉えられる。そういう時代が続いた。しかし、すべての判断が合理性だけに立脚すると、自己保身でしか判断しなくなり、会社は弱くなる。
  • 「問題が希少で解決策が過剰」という時代に突入した。意味/情緒・ロマン/ストーリー/共感/なつかしさ これら「希少なもの」を作れることが新しいリーダーに求められる。
  • 人工知能が普及すると、人間に「正解」を出させる仕事は今後なくなってくる
  • 「役に立つ」と「意味がある」のどちらをとるかは経営戦略そのもの。「役に立つ」は物差しがひとつしかない、血みどろのレッドオーシャン。ある一定のところにいくと望まれなくなる。「意味がある」には付加価値がある。多様な意味をとれればブルーオーシャン。
  • 差別化できるのは「希少なもの」。内側に目を向け、その人らしいユニークさを出す

第2部:組織と個の関係性

ヨッピー 氏(フリーライター)

組織の論理と個人のやりがいは構造的、本質的に対立する概念であると。組織にいながら個人のモチベーションや成長はどのように実現するのか。個人と会社それぞれのいいところ悪いところを挙げながら、双方にある矛盾をどうクリアすべきかのお話。自分も会社員と経営者両方経験があるので、どっちの立場もわかるがゆえに、今後の「個」と「組織」の在り方について考えさせられました。この関係性については、まさに眼前の課題として、しっかり向き合っていかなければなりません。

  • 「会社」と「個人」がグラデーションのように融合していくような組織図を描くことが、今後の経営で必要。
  • 働き方に多様性をもたせると勝手にギルド化する
  • 芸能事務所とタレントの関係性に近い
  • 頑張りたくないから自由になりたい、ではなく、自由になるために頑張る
  • 最大HPを上げる(体力と精神力)。回復魔法を持つ。あと気合い。

ジム通い始めて2年。最近の趣味が温泉、それから回復魔法として腹式呼吸を取り入れているので、最後の話はなかなかドンピシャでした。気合いはやや足りない気がする...。

第3部:テクノロジー戦略

伊藤 佑介 氏(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)

テクノロジーを通じた個人主導の新しい社会の枠組みの可能性について。僕の知識レベルは、ビットコインやブロックチェーンについての本を2、3冊読んで基礎は把握している程度。序盤はブロックチェーンの仕組みなどの基礎のお話。秘密鍵と公開鍵を、実印と印鑑証明を例えにした解説がとてもわかりやすかったです。後半、ブロックチェーンが持つイノベーション視点で「価値の限界コストがゼロになる」のところが面白くて。ブロックチェーンに超アツい講師による超アツい解説で、怒涛のクライマックス。

  • 世界中の人が経済価値を作りだしてネットワーク上で自由にやりとりできるようになる
  • トークンコミュニティ=同じものに価値観を持った不特定の人が活発に価値を交換するコミュニティ
  • データに物理的な法則をもたらしたのがブロックチェーン。データだけど「所有」でき「信用」できる(改ざんできない。データのルールも変えられない)
  • 転売されたら10%が作者に支払われる仕組みが最初から組み込まれるなど。転売されたほうがビジネスになる

博報堂ブロックチェーン・イニシアティブでは、ブロックチェーンに関する様々なサービスをリリースしていて、伊藤さんらブロックチェーンに情熱を注いでいる人たちが生活者に「価値」を届けるため、この仕組みを使って次々とチャレンジし取り組んでいる姿に、ぶっちぎりなアツさを感じました。

交流会

ヨッピーさん、伊藤さん、モデレータ坂田さんによるトークセッション。お酒も入っての本音トークが終始盛り上がっておりました。いろんな人と雑談し、あっという間に時間が過ぎていきました。

まとめ

自分自身や組織の未来に向けての「美意識」の話。経営や働き方と向き合う「組織と個」の話。もともと関心としては高くなかったけど、聴いてみたらすごく興味が出たブロックチェーンによる新しい「価値」の話。どれも自分ごととして、肥やしになるお話が聞けました。貴重な機会をありがとうございました。テーマとして先取り感が強めでしたが、SBWがテーマに取り上げてくれたことは、ここ長野で、多くの人に新しい気づきと目的意識を提供してくれたと思います。これでVUCA時代、乗り切れるかな!?

なお、セミナー会場ではXTALさん月原くんによるDJとVJが。めちゃかっこよかった!

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2019.11.26

夫婦で同じ本読む

僕が買った本を積ん読しておくと、必ず妻が先に読んで感想や要約を教えてくれます。おかげで自分の読書スピードが1.5倍ぐらい速くなります。で、読んだ感想を言ってお返しする。お互い、内容についての話をする前提で読むから、アウトプットする訓練にもなるし、お互いの引っ掛かりが違うことでの気づきも多くなります。

読書って「拠りどころ」だと思っているので、夫婦で同じ本読むのは、考え方や生き方の共感が増えてなかなか良いなと思います。

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2019.11.26

思考を描く

手描きのラフは欠かせないプロセスです。同じ四角を描くにしても、いきなりPCだと「矩形を描く」ことが目的になって、描いた図形が正しいと結論づけてしまいがち。
手描きは「思考を描く」に留め、試行錯誤の遊びを残したまま何度でも壊せます。

手描きラフは自分にとって貴重な資料。

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2019.11.24

ここにないもの

ここにないもの - 新哲学対話』を読了。もともとツイッターでの以下のやりとりがきっかけで手に取った本。

哲学の本らしいけど、どうやら「ことば」という点でこの2冊は共通点がありそうだ。無性にその世界が知りたくなり、読み始めたところ...。どうも自分にはなじまない文章だ...。ところが読み進めていくうちにいろんな「ことば」が引っかかって、もう一度少し戻りながら読む。余計気になって、同じ章をもう一度読み直す。この本を一冊読み切るのに、一章ごと2~3回読みながら進めるという、自分のこれまでに全くない読書体験。

というかですね、、すごい本に出会ってしまいましたね。

ことばなら、新しい可能性との出会いに満ちている。これまで新しいことばをひとつひとつ学んできた。それは、新しい考えがそこから開けるときでもあったはずだ。
新たな可能性のもとに、新しいことばで、これまでの自分の手持ちのピースが新しい絵柄のうちに収まっていく。思ってもみなかった絵柄のうちに。うまくはまれば、気持ちがいい。
「ことばで言い表せないものってのは、ぜったいことばで言い表せないってわけじゃない。ことばがあるからこそ、そのちょっと先に見えてくる」
「追いかけっこだね」
語りえないものと語りうるものと、きっちり二つに分かれるんじゃなくて、何かことばで言い表すと、そこには何か言い表しきれないもどかしさみたいなのが付きまとうことがある
未来は<ある>のではなくて、<なる>。そう言ってもいいかもしれない。そこにある未来がそのときになれば分かるというのではなくて、未来はない。ないものが生まれてくる。
時間の眺めは現在を中心にして、その四方八方が過去で埋まっている。それが、その時間的眺めが、そっくりまるごと新しくなっていく。ゼロから生み出されてくる。それが未来ってやつなのだ。

面白い、面白い。

推薦してくれた稲田さんのnoteを読み返す。

ぼくはそのもどかしさの中に手触りを得る。
それこそがぼくが獲得した世界だからだ。

まさにこの一文に刺さりまくる。

ことばで考えることで、つぎのことばで表そうと、手探りのうちに、いろんな意味を造形しながら前に進んでいく。

一生モノのことばを手に入れたと思います。

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2019.11.23

成果

先日、打ち合わせで初めてお会いした方が同じ地元出身で、弊社の制作実績の話題になり。
市川眼科医院のサイト見て、大先生が笑っている写真を見てびっくりしました」と言ってくださって、嬉しくて、心の中で大歓声。

子供のころ、先生ちょっと怖かったんですよね。今はすっかり丸くなられたし、若先生へとバトンも渡されたので、イメージを払拭したかった、というのがこの案件での一つのミッション。サイト公開後、先生から「イメージアップだけでなく経営や採用にも成果が出ている」とのお言葉いただいて、とてもうれしかったのですが、地元の人にもちゃんと届いているのが分かって、より大きな成果を実感できた一件でした。

「笑っている写真を見てびっくりした」それだけでこの案件は大成功なのです。

市川眼科医院

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2019.11.22

意識するということ

大好きな「アオアシ」の一節を引用して...も相まって、この方のツイートにめちゃくちゃ納得。これ、すごく実感しています。デザイン会社として「デザインできます」「デザイン得意です」だけではダメで、掲げているデザイン思想を全員で意識していくことで、成果と成長に直結していくのだと思うので。だから口酸っぱく言い続けます。

先日、理事長以下ズラリ役員が並んだなかでのデザイン提案。突破が困難かもと思われた、組織の縦割りを排除した情報設計・デザインを提案したところ、すんなり肯定的に受け入れてくれて、正直感動すら覚えました。もちろんそれを受け入れてもらうために、用意周到な資料は作りました。デザイン見てもらう前に自分たちのデザイン思想をしっかり伝えることで、表層以外のこともちゃんと伝わるのだなと実感したエピソード。

ツイートでもやりとり発生したのでそれもまとめ。

<経緯>

  • クライアントの「こうしたい」という目的意識があった
  • 達成するためには、縦割り排除が必要と考えた。そのメリットを感じてもらいたい
  • デザインで解決できる理由と確信があった
  • ただデザイン見せるだけでなく、見せる前に思想を伝え、相手に心の準備をもつ下地をつくった
  • もともとディレクター保科が事務方さんと初期提案から長期にわたり信頼関係を築いてくれていて、デザインで突破できる手応えを実感しながら作業できた
  • 理事長以下トップ3の方々が、そもそもお考えが柔軟だった

またもや稲田(@inada_h)さんの完璧なまとめ。

ディレクター・保科より

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2019.11.20

フォーマットは大事

PDFなどの画面上で見るスライドで、ノンブルや見出しの位置がページごとに微妙にずれていたりするのを見ると、気になってちょっと酔いそうになっちゃいます。
テンプレ使っていれば間違いないのですけど、自分もスライド作ったときに、万が一ズレていないかを高速でページ送りしてチェックするようにしています。

新人のころエディトリアルデザインやってたとき、テーマづくりをサボってほかのページからコピペで持ってきてしまい、しかも同じ位置にちゃんと置いていないのがバレて怒られるといったことがありました。手抜きはいかんですね。

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2019.11.19

入社試験

現在はWebデザイナーの求人募集しておりますけれども、、過去には僕以外でもアタックしてもらって入社したデザイナーが何人かいます。ご応募お待ちしております。

ちなみに僕の入社試験(グラフィックデザイナーとしてです)は「自分をアピールする広告を作る」といったような課題で、そのときにつくった「hara」のロゴを引っ張り出してみました。何パターンかつくったうちのひとつ。ものごとをいろんな方向から見ます的アピールをしたのです笑。

hara

ウルトラエルの原型あったここに!(鼻が)

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2019.11.18

バイトで学んだこと

学生時代ファミレスのキッチンでバイトしたおかげで料理という一生モノの趣味を手に入れたのはいいのですが、全ての料理を同時に仕上げなきゃ!という強迫観念がいまだに抜けず、戦闘モードになってしまうのが玉に瑕。妻からは、もうちょっと気楽にやったら?といわれるのですが...(苦笑)

ファミレスで学んだことはものすごくいい経験になっていて、マルチタスクや進行管理に役立ってます。もう20年以上も前ですが、思い出してみると、、

・大量のオーダーをテーブルごとに同時提供する【段取り】
・そのときいるメンバーのスキルを見てポジションを決める【適性】
・常に周りを見る【フォロー】
・客の入りや次の波を予測して仕込む【計画】
・ホールスタッフとのコミュニケーション【連携】
・手が空いたらすぐ洗い場に入る【気配り】
・衝突回避のため「後ろ通ります」って言う【危機管理】
・状況によっては店長にも指示を出す【権限委譲】
・次に入る人のために準備をしておく【引継ぎ】
・歳が離れた人とのコミュニケーション【人間関係】
・お金の大切さ【価値】
・マニュアルは徹底的に読んで叩き込む【理解】

などなど。社会に出る前に経験できてよかったです。

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2019.11.16

「人生の楽園」観ました。

筑北村サイトの取材記事「ちくほくの人」に登場した移住者の田中俊行さん・善子さん夫妻が、今日の「人生の楽園」に出演。ちゃんと観ました!協力隊の方々も映っていて、普段からの仲の良さが伝わってきました。

「誘われたら、断らない。」すごいです。移住に向いてるんだなと思いました。

田中俊行さん・善子さん|ちくほくのひと

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